プロフィール/記事


15の被災地を慰安訪問

2000年7月

Osvaldo Ros Socorre a refugiados en ms de 15 pueblos

オズワルド・リオス、15以上の村で被災者を援助
by 『プリメーラ・オラ』紙 エルサ・レイエス・フィゲロア

Photo01 「これはひとつの危機だ。ここで、今、活動しなければならない。危険なのは許容範囲を越えてしまい、人々が爆発するかもしれないということだ」と、オズワルド・リオスは主張する。
 
 無意識の衝動にかられて、俳優オズワルド・リオスはハリケーン”ジョージ”の被災者を援助するために町へ飛び出した。全ての人に報いること、人間のぬくもりを感じ、与えることが彼の最大の満足なのだ。
「これはひとつの危機だ。ここで、今、活動しなければならない。危険なのは許容範囲を越えてしまい、人々が爆発するかもしれないということだ」と、オズワルド・リオスは主張する。

 アグアス・ブエナスのビスタ・アレグレの避難所で、ある夫人が俳優に近づき、人形を欲しいと言った。オズワルドは不思議に思いながら、人形を彼女に渡そうとしたが、近くに女の子の姿はなかった。その女性は妊娠していて、お腹にさわってみせ、そこに赤ん坊がいることを示した。

 オズワルド・リオスはこのことに感動し、人形だけでなく、彼女に電話番号も渡し、赤ん坊が生まれたら会いに来ると約束した。「初めて人形をあげたのは僕だったとその子に教えてあげてほしい」と。俳優は彼の経験を振り返って語った。

Photo02 15以上の村が、たくさんのアーティストたちで組織されたグループの援助を受けた。それらの中には、カノバーナス、グアイナボ、ハユヤ、ウトゥアード、シアレス、アドフンタス、フロリダ、バルセロネッタ、アニャスコ、ホアナ・ディアスなどの村がある。

 メルウィン・セダーニョや、”チェビィ”のキャラクターで知られるアムネリス・モラーレス、ミゲルアンヘル・スアレス、マリア・アレハンドラ、チョコ・オルタ、アレサンデル、ヤイーレ、グルーポ・マニアのオスカルなど。これが、先週の金曜日、美の女王ジョイセ・マリエ・ヒラウドの村、アグアス・ブエナスを訪れたグループのメンバーだ。

 1998年のミス・ユニバース、プエルトリコ代表は、被災者たちと楽しい時をわかちあうため、食料や生活必需品をもって彼女の村に現れた全ての人々に対し、感謝の言葉を述べ続けた。
 「素晴らしい活動だった。援助をお願いした全ての人々が、私に協力してくれた。援助はとても大きかった。そこまでになるとは思ってもみなかった」。そして活動を終えて家に戻った時点で、もう水道と電気設備が整ったことを付け加えた。
 この献身的な若い女性は、人々への援助と、必要とする場所に送るための援助の受け付けを続行することを計画している。

 「ハリケーンの数日後に最初に行った避難所で、一番私が気になったのは、何が起こっているのかもわからないような子ども達がたくさんいるのを見たこと。彼らの両親たちの心配そうな顔は想像できるでしょう」ジョイセ・ヒラウドは答えた。
 オズワルド・リオスは全ての訪問地に、友人たちのグループが手ずから準備した、生活必需品を詰めた200から300の袋を持っていくと伝えた。
Photo03 男の赤ちゃんたちには、袋の中にミニカーを、女の子にはアクセサリーをつくるためのキットや人形を、全員にクレヨンやぬりえの本などもつめてやった。

 大人達も、生活必需品の入った袋を受け取る。
「子どものいる人達は、子どもには気晴らしをさせるものが必用だということがわかっている。彼らは待つことができないし、助けが必要で、それがまさに今なのだ。もちろん食事や水も大事だが、子どもは不幸の中にあっても子どもなんだよ」と、オズワルド・リオスは『プリメーラ・オラ』紙に語った。

 この俳優にとっては、与えることはもちろん重要だが、本当にそれが届けられるかを見届けるために、自分の手で援助物資を渡し、喜ぶ人々の微笑みを見ることが特に大事なのだ。
 「彼らと会話し、彼らが抱いている感情に耳を傾けること、援助のためのグループを組織すること、そんな経験することができた。そのことを決して忘れることはないだろう。キス、抱擁、人間のぬくもりは最も重要だよ」と、2週間前からこのプロジェクトを始めたアーティストは確信をもって言った。

Photo04 「現場に到着した時、プライバシーがないことが、もっとも印象的なことの一つだった。それが、被災者の暮らしている状況だ。僕達がこれまで築いてきた首都圏での、僕らの生活とは正反対で、物資の不足は一目瞭然だった」と、歌手でもあるリオスは語った。

 本日月曜の午後も、カノバナスのサン・イシドロの避難所への訪問が予定されているが、ここには500人ほどの被災者がいる。
 ウニレベルやポント・フローレスなどの企業と、家族省の援助に頼るグループは、カノバナスの”カルロス・ミゲル・マングアル”の競技場に集まり、その後急場しのぎの避難所へと向かう。

 寄付されたものの中には、生活必需品やおもちゃ、男性用、女性用の下着などがあり、商品にして価格三十万ドルにも及ぶ。


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