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マイアミ - 架空の人物もそうだが、現実生活においてそれを演じる人にとっても、過去の足跡が現在の歩みを定めることがある。
そのようにして、歌手ルルデス・ロブレスは、テレビのコメディ番組、『バリオ4カージェス(4丁目地区)』に進出してから数年経って演技に復帰し、俳優オズワルド・リオスは、ビセンテ・カストロの新しいテレビ用映画、『ラ・カレテラ(幹線道路)』の主題歌、『ビーボ(生きる)』をロブレスと歌うこととなり、歌手として復帰した(歌手としては3枚のディスクを出した)。
プエルトリコ中心部のさまざまな村で、最近撮影されたこの単発ドラマは、強烈な内容の「スリラー」で、その中心人物であるマクシミリアーノ(リオス)とダルレーネ(ロブレス)の過去は、葬り去られてはおらず、それどころかドラマチックな形で現在の彼らを驚かせるのだ。
同じように、作曲家として再び指名され、制作に携わったキューバ人のホルヘ・ルイス・ピロトと、プエルトリコ人の仲間ジョエル・エンリケスは、このテレビ用作品の主題歌である『ビーボ』に、命を吹き込んだ。
「『ビーボ』は少し暗めのバラードで、映画の主題歌であると同時に、ラジオ放送のテーマ曲でもあるのよ。」と、ロブレスは最近、ノース・マイアミのオーディオビジュアルスタジオで、とある午後、説明してくれた。
このアーティストと母親は、フロリダ北東部のオカラ村に住んでいるが、この歌はラジオでも流される予定で、次の彼女のディスクにも収められることになっていると、熱っぽく付け加えた。
「映画の撮影中に、どうしてオズワルドと私で何か歌わないのか、と言われたの。なぜ映画のテーマ曲を2人で作らないのかと。」ロブレスは、このデュエットがどのようにして生まれたかを語った。
「最初は私が落ちついて歌詞を書こうと思ったけど、あまり時間がなかった。それで、ピロトと連絡をとったの。彼は私のプロデューサーであるだけでなく、個人的にも友達なの。」
ピロトには、うまくいくだろうと思った作品があり、ロブレスが彼にストーリーを説明した後で、エルナンデスと一緒にそれを編曲したのだ。
「でも、同時に彼にはこう言ったの。(作品の筋を語るだけの歌はイヤ、すべての人が内に抱えている暗い部分について、少し描いて欲しい)と。」歌手は思い起こす。「あなたの人生で起こったことについて、あなたの中に生きていて、時にはあなたがしようとしていることを決定するようなことに少し触れて欲しいと。」
リオスがしたのは、彼がなかなか捧げる事ができなかった情熱に戻ることだった。
「俳優の仕事は時間がたくさん必要で、14、15、16時間も撮影し続けるし、音楽はとても好きで、300%それに力をそそげないなら、やらないことにしている」と分析する。「だが自分が俳優として演じる番組でなら、やりたいね。」
そうしてリオスは、ダニイ・リベラやヨランディータ・モンヘと歌う事ができたのだ。
「今はもう一人の、稀にみる才能の歌手、ルルデス・ロブレスとデュエットするチャンスがある。」2枚目リオスは語る。「ホルヘ・ルイス・ピロトは中南米最良の作曲家の一人だ。歌の指導は、非常に素晴らしい。とても安心させてくれるし、まさに人が求めること、どんなふうにしたいかを知っている。」
奇妙にもプエルトリコで彼になりすました詐欺師に、アイデンティティを盗まれて苦しんだことのあるピロトにとって、スタジオでリオスの歌を聞いたのは、喜ばしい発見だった。
「私が驚いたのは、オズワルドのことだ。」23年の経験をもつ、この業界のベテランは断言する。「俳優達はみな、歌うと言うのだと、すでに懐疑的だった…。でもオズワルドは音楽家だ。歌も歌うし、ギターも弾く。私は驚いたよ。」
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