|
プエルトリコ人俳優は、19世紀のマスクをつけた英雄の、父親であり指導者でもある人物を彼が演じるテレビドラマ、『ゾロ−剣と薔薇』の撮影にすでに合流した。
リオスは、アレハンドロ・デ・ラ・ベガを演じるために、肉体改造をしなくてはならない。その人物は、ほぼ55歳という設定なのだ。
マイアミ−ゾロはその剣でだけではなく、まるで切り裂くかのよう。イギリス、ロンドンで、有名なグループ、ジプシーキングスが、かつてはタイロン・パワー、ガイ・ウイリアムズ、アントニオ・バンデラスなどの俳優たちによって演じられてきたスペイン語圏の伝説的英雄を扱った、新しい演劇作品の音楽を担当する。
アニメーション会社BKNインターナショナルAGも、2007年にアニメシリーズ、『ゾロ−ジェネレーションZ』を準備している。
そしてコロンビアでは最近、ソニーピクチャーズ・テレビジョン・インターナショナルとテレムンド、コロンビアRTIの超大作テレビドラマで、ペルー人俳優クリスティアン・メイエル(『嵐(ラ・トルメンタ)』)がゾロ役を演じ
る、『ゾロ−剣と薔薇(エル・ソロ:ラ・エスパーダ・イ・ラ・ロサ)』の撮影が始まった。
「この作品で、私の国にふさわしい崇高さをもたらしたいし、私が背負い、心に抱く私の国の人々に語りかけたい」と、オズワルド・リオス。
オズワルド・リオスは、ウンベルト・“キコ”・オリビエリ(『囚われの女(プリシオネーラ)』、『嵐(ラ・トルメンタ)』)が脚本を書き、2007年初旬に放映予定のこのテレビドラマでは、唯一のプエルトリコ人俳優で、ゾロの父親で指導者として、足跡を残そうとしている。
日曜にコロンビアに出発する少し前、プエルトリコとマイアミで家族たちや、彼のパートナー、やはり女優のイベリン・ヒロ[和田1] に別れを告げて、荷物をまとめ、この市のマンションの戸を閉める前に、リオスはその新たな冒険への情熱を、エル・ヌエボ・ディアと分かち合ってくれたのだ。
「11月19日に出発することは、私にとって、とても象徴的だ。なぜなら、その日はプエルトリコ発見の日で、私のキャリアを再発見するためにコロンビアに行くことは偶然ではない。」と、その国で撮影したテレビドラマのおかげで、10年以上前に国際的スターダムにのし上がった俳優は語った。
秘密保持の契約を交わしたため、リオスは『ゾロ−剣と薔薇』(スペイン語市場においては数少ない、すべてハイビジョンで撮影された作品の一つである)の物語について、多くを語ることはできなかったが、彼の役であるドン・アレハンドロ・デ・ラ・ベガについては先んじて話してくれた。
「私にとって、この作品に出演するよう誘われたことは、とても素敵な栄誉だよ。主要キャストの俳優陣を募っていて、アンソニー・ホプキンスが映画、『マスク・オブ・ゾロ(1998年)』で演じた役柄を私にもちかけてきたが、それはキーパーソンで、重要な役だ。若いときはスペイン王軍の軍人だった、とても強固な道徳的主義を持つ、強い力を持つだけでなく、尊敬に値する人物なんだ。」
リオスにとって、この役は、彼が常に演じてきたような典型的二枚目ではないので、俳優としての成長における移行期をも意味する。
「この役は個人的には、私にとって何かとても大きなものを象徴している。つまり僕ははじめて老け役を演じるのだから。」自らを省みる。「常に33歳から35歳までの人物を演じてきたが、彼は55歳で、そのためにひげをたくわえ、ちゃんと髪を染めたし、この人物に必要なふるまいや、肉体的な動きで演技するつもりだ。強さと、活力、将軍にふさわしいバイタリティーをもってね。」
この強さ、活力、バイタリティーは、間違いなくリオスに必要だろう。俳優リオスは乗馬と剣術の才能を示さなくてはならず、アクセントを変え、この場合は19世紀の、時代の行儀を身につけなくてはならないのだから。
「時代考証は容易ではないんだ」と、彼ははっきり言った。「いろいろ準備をしなくてはならないし、肉体的にも感情的にも努力が必要で、14時間から15時間の撮影で、正確に話し、ふるまわなくてはならない。もう剣術の講習を受けているし、何年も前からプエルトリコで、チャンピオンである私の師ホアン・アドルフォ・リエッケホーフに乗馬を習っているのだけれど、私たちに乗馬の先生もつけてくれた。スペインの演劇技術のレパートリーや、アクセントを同じ水準にするために、私たちにコーチもつけてくれたのだ。この作品では、私の国にふさわしい崇高さをもたらしたいし、私が背負い、心に抱く私の国の人々に語りかけたい。」[和田1]訳出は、スペイン語読み。イブリン・ジロかもしれません。 |