プエルトリコ出身の俳優、オズワルド・リオスは『ゾロ』のストーリーで重要な役を演じています。
多くの人たちは、キザな地主の見かけの裏に、馬にまたがり弱者を助ける仮面のヒーローの別の一面がひそむ正義の勇者ゾロの伝説を知る世代だ。
映画、テレビ、また小説を通じて私たちが知るこのストーリーは、テレビ小説『エル・ゾロ-剣とバラ』でテレビ画面に間もなく蘇る。ペルー出身のクリスティアン・メイエルとメキシコ女優マルレネ・ファベラが主演するこのテレビ小説は、国際的な大物キャストが共演する。
プエルトリコ出身の俳優オズワルド・リオスは、ゾロの父ドン・アレハンドロ・デ・ラ・ベガの役に扮し、まさにこのストーリーの重要な役を演じている。
「正義を広め強烈な個性を持つ人物。」と、この新テレビ小説の登場人物を紹介し、リオスはこう語る。
この番組は、イサベル・アジェンデ作の小説をドラマ化、ハイビジョン撮影による初の連続テレビ小説で、ソニー・ピクチャーズ、テレムンドおよびRTIコロンビアの後援による制作である。
現在、メロドラマ―2006年11月撮影開始、今年12月まで続く予定―は、アメリカおよびコロンビアで放送中だが、プエルトリコでも今夏、放映開始が期待される。
「素晴らしいストーリーで、私の役はスティーブン・スピルバーグが製作総指揮をとった映画『マスク・オブ・ゾロ』で、アンソニー・ホプキンスが演じたアレハンドロ・デ・ラ・ベガの役。昔カリフォルニア西部でスペイン王国が征服した領土を守った、王国軍人の誇りです。正義を広め強烈な個性をもつ人物で、いざというときゾロに変身するよう息子のディエゴを鍛え上げます。」と、滞在中のコロンビアからオズワルドは語る。ボゴタ郊外のビリャ・デ・レイバという村で、この連ドラの撮影が行われているのだ。
あらすじによると、ストーリーの展開は1780年。ディエゴは、父アレハンドロと彼がレヒナと名付けて洗礼したインディオの娘コイプルニアとの間に生まれた。ところが妻は殺害されてしまい、彼女に誓った愛により、彼はアレハンドロ・サンチェス(アルトゥロ・ペニチェ)の妹アルムデナ・サンチェス(ルミ・ソウサ)と知り合うまで20年間喪に服す。この関係の最中、デ・ラ・ベガは再びインディオの娘―ユマライ(アドリアナ・カンポス)といい、亡き妻を思わせる―に恋をし、愛の三角関係に陥っていく。
ハイビジョン撮影のために特別な稽古は必要なかったが、プエルトリコの二枚目俳優によれば、「これは、よりずっとずっと高い要求度が求められる撮影だ。映画並みのフォーマットで収録するには、枠から1ミリでもずれればシーンの撮り直しをしないといけないからね。」
さてレッスンを受けなければならなかったのは、フェンシング。剣さばきを見せるシーンがリアルになるために、毎日8時間から14時間も練習しなければならないまさに芸術なのである。
オズワルド・リオス
「ドン・アレハンドロ・デ・ラ・ベガは軍人の誇り。」
「数年前、乗馬のレッスンを受けた時、亡くなられたオリンピック委員会会長フアン・リケホルフ・サンパヨ氏の息子のフアン・アロフォンソ・リケホルフさんは、『今はこのスポーツの大切さがわからないかもしれないけれど、いつかきっと僕に礼を言う日が来るよ』と言っていたんだ。そして限りなくそれに感謝している。乗馬は俳優として僕を成長させてくれたからね。」
200話の連ドラ製作は画期的な事という側面を見せ、まだオンエアされる前に、既に70カ国以上で放映権が販売された。
ラテンアメリカのはるか彼方、東欧のバルカン諸国、ギリシャ、スペイン、イギリス、イタリア、スイスをはじめとする国々で、『ゾロ』は放映されるだろう。
幸せと恋愛
プライベートでは、リオスは現在キューバ人モデルで女優のイベリン・ヒロと恋愛関係を保っている。彼女は『アナの二つの顔(ラス・ドス・カラス・デ・アナ)』に出演(プエルトリコではユニビジョンによる配給)するが、偶然にも彼の二人の前妻カルメン・ドミニッチとヘラルディン・フェルナンデスにそっくりである。
「半年前に一緒に仕事をした縁で知り合い、それ以来、お互い離れたことはないよ。というのも、イベリンはコロンビアに定期的に会いに来るし、僕も毎月、息子二人に会いにマイアミへ行くときには彼女にも会いに行くから。きれいで才能ある女性だ。僕の家族を紹介したし、僕も彼女の家族に会っている。すごく愛し合っているし、子供たちもとても仲が良いいんだ(彼女は三人の子持ち)。」
同様に、俳優は、ユニビジョンの同僚フェルナンド・デル・リンコンと近々再婚する前妻カルメン・ドミニッチへ祝辞を述べた。
「カルメンが世界中全部の幸せを手に入れるよう祈っている。それに値するから…それに、三年も付き合っていれば、どんなカップルにもあるいいときと悪いときの起伏も当然あるからね。フェルナンドとは知り合いで、彼女を本当に愛していて、しかも僕の息子の素晴らしい親になっているのは確かだ。二人には生涯続いて欲しいな。」
オズワルドは、仕事上の理由から8月18日に挙げられる長男の母親の結婚式には出席できないだろう。
「結婚式に出席して、是非、その素敵な瞬間を経験したいけれど、番組の製作がそれを許さないだろう。何しろプエルトリコに行くのは7時間の長旅を意味するから。でも、僕の心は出席する予定だよ。」と約束した。