プロフィール/記事

Antena3(アンテナ・トレス)放送が食後タイムゾーンに“怪傑ゾロ”を放映

伝説から生まれた一大テレビドラマが近日放映される。“Cafeteria Manhattan(マンハッタンカフェ)”での失敗、好調な視聴率を獲得した再放送番組“Aqui no hay quien viva”の後釜となる躍動のテレビドラマで、プラネタチェーンが視聴率の挽回を図る。“怪傑ゾロ”にはクリスチャン・マイヤー、マルレネ・ファベラ、アルトゥーロ・ペニーチェ、オズワルド・リオス、エリック・エリアスらが出演する。

2007年4月4日 水曜日

テレビ放送界における熾烈な競争の末、Antena 3テレビ放送がこのテレビドラマを勝ち取った。プラネタチェーンは、初のテレビドラマ形式・高解像度録画によるヒスパニックヒーローの伝説歴史小説“ゾロ、剣とバラ”の放送権を、既に獲得している。民間放送Antena3は、当初予定していなかったカナリアス諸島をも含めた全国放送を、最終的に決定した。今回の決定は、これまで放送された各国での大成功を考慮に入れてのこと。

“ゾロ、剣とバラ”の放送は月曜から金曜の16時からで、これまでのコメディー“Cafeteria Manhattan(マンハッタンカフェ)”、“Aqui no hay quien viva”の再放送に続くもの。こうしてAntena3のテレビドラマはシリーズ“Amar en tiempos revueltos”(TVE1放送)、“Friends”(Cuatro放送)、“Se lo que hicisteis”(laSexta)と今後真っ向から対決することになる。

「怪傑ゾロ」に扮するクリスチャン・マイヤーはじめマルレネ・ファベラ、アルトゥーロ・ペニーチェ、オズワルド・リオス、エリック・エリアスら出演の当古典作品は、最も情熱的な愛の歴史といえよう。

Anttena3による午後の新しい試みは4月の第3週から放送開始予定で、それまでは現在のプログラム放送を続ける。しかしながらこれまでの例にもあるように、Antena3が急に方針を変更することも十分考えられる。

プロドゥースはホルヘ・カオ、エクトル・スアレス・ゴミス、ナターシャ・クラウス、ハリー・ガイトナー、アンドレア・モンテネグロ、アンドレア・ロペス、ルリー・ボッサ、クリスチアン・タッパン、リカルド・ゴンサレス、ナタリア・ベドヤなど、そうそうたる顔ぶれ。

“ゾロ、剣とバラ”は伝説的ヒーローの冒険の物語。ゾロの実の名はディエゴ・デ・ラ・ベガ(クリスチャン・マイヤー)、教育もあり気品を備えた裕福な男。しかしディエゴが黒装束をまとい弱きを守るミステリアスな人物、通称“怪傑ゾロ”であることを知るものは数少ない。

物語が紐解かれるのは、軍人アレハンドロ・デ・ラ・ベガ(オズワルド・リオス)の息子ディエゴ・デ・ラ・ベガが、危険で恐れられているフェルナンド・サンチェス・デ・モンカダ(アルトゥーロ・ペニーチェ)の魅力的な娘エスメラルダ(マルレネ・ファベラ)と出会うところから。エスメラルダは気が強く非礼な若者で、その振る舞いは身分ある女性にはそぐわない。エスメラルダは奇妙な状況下で出会った黒装束の男“怪傑ゾロ”というミステリアスな人物に盲目的に恋に落ちる。このためディエゴの正体を知らないまま、ディエゴの心を奪ってしまうのだ。ディエゴと“怪傑ゾロ”が同一人物だということを、彼女は疑ったことすらなかった。毎夜、神秘的な愛する男の腕に抱かれる度に、ディエゴ・デ・ラ・ベガに抱かれているのだと気づいたのは、それからずっと後のことだった。

ディエゴはエスメラルダへの愛ゆえ、秘密を明かすことなく多くの障壁を克服しなければならない。華麗な風貌で男らしい“ジプシー”レンソ(エリック・エリアス)との闘いもハードルのひとつである。レンソは誇り高く情熱的なジプシーで、のちに“怪傑ゾロ”の永遠のライバルとなる。

豪華プロドゥース

“ゾロ、剣とバラ”はSony Pictures Television(ソニーピクチャーズテレビジョン)とRTI Colombia para Telemundoの合作プロドゥース。 ハンベルト・“キコ”・オリヴィエリ原作、マウリシオ・クルス、アウグスティン・レストレポの脚本監督、パトリシオ・ウィルス、ウゴ・レオン・フェレルのプロドゥース。なおドラマのプロドゥーススタッフは総勢80名以上に及ぶ。

1800年当時のカリフォルニアを再現し、Telemuindoは舞台背景・衣装について丹念な研究を行った。衣装関係でいえば帽子、アバニコ、フェンシングに使用される伝説の剣などの手工芸品・鉄製品は、各登場人物に合わせ、ひとつひとつ製作されている。また出演俳優たちは乗馬やフェンシングのレッスンなど、役になりきるため並々ならぬ努力を行った。

Antena3の展開する“ゾロ、剣とバラ”は、高解像度プロダクションで、チリ人小説家イサベル・アジェンデのベストセラーに基づき製作されている。

クリスチャン・マイヤー、マルレネ・ファベラ、アルトゥーロ・ペニーチェ、エクトル・スアレスが出演し、テレビドラマというジャンルでは初の放映となる。18世紀バハ・カリフォルニア地方で下位層の人々のために闘った、伝説のヒスパニック系ヒーローの物語である。

マイヤーは封切り直前、次のように語っている。「テレビドラマ収録の意図は、映画で名俳優アンソニー・ホプキンスと共演するアントニオ・バンデラス演じるスペイン版“怪傑ゾロ”ではない。われわれが“怪傑ゾロ”に求めた人物像は、謎めいてはいるがもっと人間的、自然であって、あれほどスーパーヒーローではないこと。」

テレビドラマのなかでエスメラルダ役に扮するマルレネ・ファベラは、彼女のキャリアの中最も難しい役どころだったと語る。「非礼だが理想に向かって闘う女性。エスメラルダは別格。愛のためにはすべて身を捧げる、欲しいものを勝ち取るために真っ向から闘う、だが同時に至極センシブルでもある。」

究極のサントラ

テレビドラマ“怪傑ゾロ”のフラメンコポップ調テーマ曲“Amor gitano(アモール・ヒタノ − ジプシーの愛)”を担当するのは、メキシコ人アレハンドロ・フェルナンデスとアメリカ人アーティストのビヨンセ。

当テーマ曲は去る1月中旬に、ニューヨークのRock de Mic Studiosで収録された。また総プロドゥースは、クリスティーナ・アギレラ、マーク・アンソニーらのアーティストも手がけているルディ・ペレスが行ったことを、同筋は明らかにしている。

ギターとフラメンコのリズムによる“Amor gitano”は、両アーティストの各アルバムにもそれぞれ収められる予定。テレビドラマ“怪傑ゾロ”はSony Entertainment Television(ソニーエンターテイメントテレビジョン)により製作され、2006年2月にアメリカ合衆国で、また3月下旬からはメキシコにおいても放映されている。

“Amor gitano”はグラミーの最優秀ソングライター・レコーディング賞を獲得しているレイリー・バルバとハイメ・フローレスの手によるもの。また曲づくりにはビヨンセもコラボレーションしている。

閉じる

Copyright:(c) 2006 osvaldorios.org All Rights Reserved.