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オズワルド・リオス 成功は秒読み段階

ミリアム・M・エチェバリア・バエス
ESCENARIO(エスセナリオ)

photo祖国や愛する家族、最愛の子供達と離れ、週90時間超の仕事をこなすオズワルド・リオス。現在メキシコ収録中のテレビドラマ"El engano"で至福の瞬間にある。「ラッキーだった、というより他はない。

(収録が)ストップしていた時期もあったので、月曜から土曜日まで毎日14〜16時間頑張ってきたが、ここになって(遅れを)取り戻した。すべてがうまくいった。」

収録開始直前にメキシコからESCENARIO(エスセナリオ)の電話取材に応じたリオスの開口一番だった。カリダ・ブラボのストーリーを、ナタリア・ストレイナードとともに演ずるプエルトリコ人俳優リオスだが、「怪傑ゾロ:剣とバラ」のドン・アレハンドロ・デ・ラ・ベガ役で、役者生活通算4回目となるACE賞を受賞してからは、今が人生で最高の瞬間だと語る。

ACE賞受賞

「責任感は重い。いつも“芸術的労働者”だった。賞をとるために働いたことは決してなかったが、でも賞がもらえるのなら、最高だね!プエルトリコ人いち一俳優の私、というよりむしろ国民全員の受賞といっていいだろう。」とリオスは言う。ちなみにリオスは“最優秀男優賞”部門候補にセサル・エボラとアルトゥーロ・ペニーチェの名を挙げていた。

ニューヨークの舞台芸術審査協会・テレビ部会は5月3日、Gran Manzanaを会場に授賞式をとり行う予定。なおこの間も、リオスは休むことなく"El engano"のディエゴ・ランデロス役にいそしむ。「自分の兄弟がある女性にひどい目にあわされ自殺に追いやられたという事実を、メキシコを離れていた時に知る百万長者の証券取引ブローカー役を務める。このため帰国してその女性を捜し出し、そそのかし復讐することを決心する。

だがあるたくらみによって、違う女性に対して報復を始めてしまう」と封切りに先だってコメント。なお、リオスはここまでストレイナードと約40作品のテレビドラマを共演している。「これまでプロ経験豊かな人たちと仕事をしてきた。ベテランや若い俳優たちの出演は、なんらかの形でストーリーを豊かにしてくれるはず。

誰もが最低15のテレビドラマをこなしてきている。」リオスは今回サルバドール・ピネダ、エクトル・ボニージャ、スサナ・ドサマンテス、ドミニカ・パレタ、ルイス・ウリベその他俳優陣と共演する。メキシコ・テレムンド・スタジオにより高解像度収録されたこのテレビドラマは、これまで世界40カ国余に販売されたが、今年にはテレムンド・プエルトリコが放映を行う予定だ。

「スタジオは映画並みのハイテクノロジーを駆使、ユンケ山に似たアフスコという山に位置している。」リオスはテレムンド/NBCと3年の専属契約を結んでいるが、Televisa(テレビサ)にも門戸を開いている。Televisa(テレビサ)にも門戸開放「テレビサは、自分が競合企業にいるにもかかわらず、非常に快く扱ってくれた。

プエルトリコを代表するプレゼンター、マリベル・グアルディアが司会を務める“Muevete”という番組でのことだ。ニネル・コンデ、エドゥワルド・サンタマリーナと共演したが、番組のうち実に1時間を自分のために充ててくれた」。番組では“アメリカ大陸きっての色男”とプレゼンテーションされた。

デリア・フィアジョのテレビドラマ「Kassandra(カサンドラ)」で、世界100国余で放映・32言語に翻訳というギネスレコードをつくったリオスだが、今度は「Rauzan(ラウサン)」をアレンジしたテレムンドチェーンの「La traicion」に、主役のマリオ・シマロとともに出演している。「ストーリーがいいと、アレンジのし甲斐がある。さらには視聴率にもつながる」。

リオスは偶然マイアミ空港で出くわしたシマロにも、いろいろなアドバイスを与えている。「シマロには時代背景に即した演技を常にするようにと言った。疲れはあっても、1日24時間同じ演技を続けなければいけない。騎士道が王道だった時代を演じるのに、不自然だからと演技を変えてしまう役者も少なくない」。今年の8・9月に"El engano"収録を終える予定のリオスは指摘する。

当地での主演にあたり、ストライキを嘆く

今後リオスはプエルトリコへと移動、既に契約を交わしたロベルト・ラモス・ペレア脚本の"Obession"に主演する予定だと、リオスのアートコーディネーター、パポ・コスは公表している。当作品にはカルラ・モロイグ、ナタリア・ストレイナードも出演予定だ。

これまで20以上のテレビドラマに出演してきたリオスだが、今後ロランド・タラハノの映画"Disparame suizo"ではプロドゥースや監督も行うという。映画の収録はこの年末から来年初めにかけプエルトリコにて収録開始予定で、キューバ人の騎士がそのテーマとなっている。「出演はしない。監督とプロドゥースをする。ひょっとしたらカメラにも手を出すかも。

新人プロ俳優を発掘して新しい才能を売り出したい」。一方プエルトリコの公立学校出身のリオスは、インタビューの最後にあたり学校のストライキについて遺憾の意を表明した。「公立のシステムを常々誇らしく思ってきた。

これが礎となって自分は博士号レベルまで到達できたので、とても残念だ。こういったニュースは世界的に報道されてしまう。教育・健康は最優先すべきだと思うし、政府はこの2部門への出費をケチっちゃいけない。」聖週間には、息子ヒウリアーノ、オズワルド・ガブリエルの来訪を受ける。

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